フローリングの大掃除の仕方
0. 準備物
必須品:ペーパーモップ、掃除機、中性洗剤、雑巾
必要に応じて:クレヨン、ワックス、ワックス剥離剤、アルコール、アイロン、虫ピン
1. ペーパーモップでホコリを除去
床掃除となると、すぐに掃除機をかけたくなるところですが、先にペーパーモップでホコリを除去しておいたほうが良いでしょう。なぜなら、掃除機をかけると排気でホコリが舞い上がってしまうからです。
床の目に沿ってペーパーモップをかけるのがコツです。
2. 掃除機をかける
ペーパーモップだけでは、溝のゴミ、ホコリを除くことはできません。掃除機をかけて溝のゴミまで吸い取りましょう。
3. 中性洗剤で水拭き
フローリングは木製なので、水拭きを避けがちになりますが、年に 1 回の大掃除ではやっておきたいところです。中性洗剤を薄めた水をつけた雑巾で木の目に沿って拭きましょう。
少し時間を置いてから、改めて洗剤をつけていない状態で水拭きをします。洗剤が床に残らないように気をつけて下さい。
湿気が気になる場合は、最後にから拭きをしておきましょう。
4. 傷の対処
傷を目立たなくするためには、フローリングと同じクレヨンを使って塗っていく必要があります。専用に作られた傷補修用材を用いるのも良いでしょう。
ムラが出ないように丁寧に塗って、不自然にならないように木目も描けば、傷を目立たなくすることができます。
傷がつかないようにするには、ワックスが有効です。フローリングの大掃除の仕上げとして、ワックスを塗るのもオススメです。
5. 様々な汚れを除去
傷に見えても床ではなくワックスに汚れが付着しているということもあります。ワックス剥離剤を使ってワックスを取って、チェックしてみると良いでしょう。
絵の具やペン、化粧品、飲み物などによってできたシミは、アルコールで拭いていきます。そして落ちたらワックスをまたつけておきましょう。
ちょこっと裏ワザ: へこみの対処
フローリングにへこみがあるようなら、アイロンを使って直していきます。へこんでいるところに濡らした雑巾を置いておきます。その上からアイロンをかけていくと蒸気によって木が膨張し、へこみが目立たなくなるのです。
水を使った方法も、効果があります。へこみの真ん中に虫ピンなどを使って穴を開け、水をたらして直していくといった方法です。