大掃除で身体がかゆくなるのはどう対処したらいい?
Q. 大掃除をするといつも身体がかゆくなるけれどどうすればいい?
毎年、大掃除をしているのですが、いつも目がかゆくなり、鼻水もとまらなくなります。これを考えると大掃除が億劫になってしまいます。これらを防止する方法はないでしょうか。
A. マスクの着用と、必要ならばゴーグルも。普段からの予防も大事。
大掃除のときに目や鼻、身体がかゆくなるのは、ハウスダストによるアレルギー症状であることが多いです。普段の掃除以上に、ホコリが生じるのでアレルギー反応が顕著に表れやすくなります。
ハウスダストには、ダニや虫の死骸、カビといったアレルギーの原因となるものが含まれているので、これらに対処することが必要です。
本記事では、大掃除のときに目や鼻がかゆくなる人は、どのように対処したらいいのかについて解説し、次に、普段からのハウスダストの予防法について説明します。
大掃除で身体がかゆくならないための方法
①マスクの着用。必要ならばゴーグルも。
マスクを着用するだけでも、ホコリを吸う量が減るのでアレルギー反応が大きく改善することがあります。軽度のハウスダストアレルギーならばこれだけでも十分な人もいます。
ホコリが目に入り、目が充血することもありますので、徹底的に対処したいのならばゴーグルを着用するのもおすすめします。
②空気清浄機を使用する
空気清浄機が自宅にあるならば、オンにしておきましょう。少しでも空気をキレイにしてくれるはずです。
③点鼻薬等を用いる
ドラッグストアで販売されているような点鼻薬を用いるだけでも症状が緩和することがあります。大掃除の前に購入しておき、万全の準備をしておくのもいいでしょう。
普段からの予防法
次に、ハウスダストを抑えるために普段から気をつけておきたいことについて述べます。
①毎日の掃除
掃除をしていないと、当然ながら、ホコリは溜まっていきます。そのホコリがアレルギーの原因となるので、普段からこまめに掃除をしておくことが必要です。
②室温、湿気の管理
ダニは、高温多湿の環境を好みます。25℃以上の環境で一気に増殖するので、25℃未満の環境を保つことが肝要です。また、除湿も可能ならば行っておくように心がけましょう。
③布団カバーやダニシートを利用する
ダニが最も発生しやすい場所の一つとして、布団が挙げられます。布団から生じるダニを防ぐために布団カバーを利用したり、ダニシートを使ってみましょう。
まとめ
ハウスダストによるかゆみを防止するために、大掃除をする際にマスクやゴーグルを着用することをおすすめします。
普段からも掃除をこまめに行い、室温、湿気の管理、ダニ予防を行うようにしましょう。