家具全般の掃除の仕方
部屋の中を大掃除するときは、家具もきれいにしておきましょう。家具には、ホコリや手垢などの汚れが付着しています。
家具は何年も使うものなので、清潔な状態にしておくことが大切です。
家具は使われている素材によって、大掃除の仕方が変わってくるので、注意しましょう。
1. 金属製の家具の場合
金属製の家具はサビが生じることがあるので、汚れを落としたらサビも除去していきます。
大掃除の仕上げとして、サビを防ぐ効果のあるスプレーをしておくと、長く使い続けることができるでしょう。
2. 藤でできた家具の場合
藤でできたキャビネットなどは、ホコリが折り目に入り込みやすいため、ハタキだけでは除去することができません。掃除機のブラシを用いて、奥まで詰まったホコリを掻き出すようにきれいにしていきます。
細い筆やハケ、古い歯ブラシなどを用意しておくと、効率良くホコリを除去することができるでしょう。
3. 木製の家具の場合
木で作られた家具の場合は、水拭きをすると木が水分を吸収して膨らんでしまいます。そうするとソリやひび割れが発生しやすくなるので、乾拭きでお手入れするようにしましょう。軽い汚れであれば、固く絞った雑巾で拭いて乾拭きすることで除去できます。
手垢が目立つようなら、洗剤を使って除去していきましょう。
木製家具は傷の予防やつや出しのために、ニスが塗布されています。それを剥がさないようにするためにも、家具用の洗剤を使うことが望ましいでしょう。
4. プラスチック製の家具の場合
プラスチックでできた家具は傷がつきやすいので、柔らかいタイプの布で丁寧に拭いていきます。静電気の影響でホコリが付着し黒っぽくなっているようなら、薄めた住宅用洗剤を使ってぬぐっていきます。