大掃除で、夫/妻の古い手帳を見つけたら、こっそり中身を見る?見ない?

Q. 大掃除をしていたら夫/妻の古い手帳を見つけたけれど、どうしたらいい?

年末に大掃除をしていたら、夫の5年前の手帳を見つけました。5年前といえば、夫がよく外泊をしていた時期で、動きも少し怪しいなと思っていました。手帳を開いて、その頃何をしていたか確認したい気持ちもありますが、一方で、彼を疑うような気持ちにもなるので気が進まないところもあります。私は、彼に黙ってこっそり中身を確認してもいいでしょうか?それともやめるべきでしょうか?

A.  ありうる4つのパターンを比較すべし

見つけた手帳

これは、掃除をしている最中にパートナーの手帳や思い出の何かが見つかって、それをどうすべきか悩んでしまうという、大掃除あるあるの話ですね。

当記事では、ズバリと答えを提示することはしませんが、4つのパターンに絞り込み、それぞれがどのような結果をもたらすのか解説します。それらのパターンを自分自身がどう受け止めるかによって、選択は変わってくるでしょう。

あり得る4つのパターン

選択肢としては「見る/見ない」の2つがあります。そして、そのみつけたものの中に「やましいこと(例えば、浮気、ネコババ等)が書かれている/書かれていない」の2つの「事実」が存在します。これを表に整理すると以下の通りとなります。

  見る 見ない
やましいことが書かれている
やましいことが書かれていない

以上の①から④の4つのパターンを順番に解説します。鍵となるのは、「良心の呵責」「真実の判明」の2つです。

①みつけたもの中身を見る&やましいことが書かれている

まずは、みつけたものの中身を見てそこにやましいことが書かれていた場合です。

中身を見ることで「良心の呵責」を感じることがあるでしょう。しかし、そこにやましいことが書かれていた場合は、やはり「私の勘が当たっていた」ということになり、「良心の呵責」は和らぐことでしょう。ただ、問題は、その勘が当たっているかどうかはその中身を見るまではわからないということです。その勘が正解する率によって、「良心の呵責」に対するリスクは変動するでしょう。

この①は、「真実の判明」のためにリスクをかけて勝った場合と言えるでしょう。

②みつけたものの中身を見る&やましいことが書かれていない場合

次に、みつけたものの中身を見るが、そこにやましいことが書かれていないという場合です。

中身を見るという時点で「良心の呵責」を感じますが、さらに結果としてやましいことが無かった(であろう)という「真実」が判明するので、無実のパートナーを疑ったということで、一層「良心の呵責」は強くなることでしょう。

みつけたものの中身を見る場合は、この最悪のケースを考慮に入れた上で覚悟の上で、リスクをかけるべきでしょう。

③みつけたものの中身を見ない&やましいことが書かれている場合

③と④は、みつけたものの中身を見ない場合で、③は、その中で最悪のケースです。

みつけたものの中身を見ないということは、(少なくとも行為の上では)パートナーを疑わないということなので、「良心の呵責」を感じることはないでしょう。

しかし、そこにやましいことが書かれている、つまり「不都合な真実」が存在する場合、それを知ることが出来ないというデメリットがあります。そのような「不都合な真実」は後に分かることもあるだろうし、分からない場合もあるでしょう。

その「真実」をあとで分かった場合、「あのときあの手帳の中身を見て『真実』を確認しておけば良かった」と後悔することもあり得るでしょう。

中身を見ないという選択肢は、この③の最悪のケースをリスクとして受け入れた上での行為と言えるでしょう。

④みつけたものの中身を見ない&やましいことが書かれていない

最後は、「実現すれば」という強い条件付きですが、理想のパターンと言えるでしょう。

中身を見ないわけですから、「良心の呵責」は感じないですし、やましい「真実」も無いのだから、パートナーが誠実であったということで「めでたしめでたし」と言えるでしょう。

ただし、その「真実」は、中身を見ないと分からないわけですから、結局は人によっては「疑いの気持ち」が残り続けたままということもあるでしょう。これからのパートナーとの関係をどのように築いていくかで、そのような気持ちに変化も生じうるでしょう。

まとめ

以上の内容を改めて表にして整理しましょう。

  見る 見ない
やましいことが書かれている

・やましい「真実の判明」によって、「良心の呵責」は和らぐ

良心の呵責:中

真実の判明:有

・あとに「不都合な真実」を知って後悔することも

良心の呵責:無

真実の判明:無

やましいことが書かれていない

・パートナーを裏切った気持ちで「良心の呵責」が最も強いパターン

良心の呵責:強

真実の判明:有

・「実現すれば」理想的

良心の呵責:無

真実の判明:無

大掃除で、夫/妻、パートナーの手帳や思い出の何かが見つかったときは、当記事の内容を是非参考にして下さい。